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2006年 05月 18日
スタイリスト様のお仕事
1日6000ドル!

はてさて、これが一体何の数字かお判りかな?

はーい、これは今をときめくリンジー・ローハンやニコール・リッチー、ミーシャ・バートンなどのおしゃれヤングセレブ御用達の人気スタイリスト、レイチェル・ゾー(日本じゃ「ゾーエ」と表記されることもあるが、「ゾー」が正解)を雇うのに必要なお値段でーす!
いや、正確に1日6000ドルかどうかは定かではない。しかし、彼女を雇うにはこれくらいかかると言われている数字であることは確かだ。

1日70万円だぜ〜!
もう、NY支店長がそんな日当もらえた日にゃ、絶対に1年に1ヶ月だけしか働かないじょー。そしてあとの11ヶ月はのんびりすごしてやるのだー!

しかし、この眉間のシワが印象的なレイチェル様はNY支店長とは違って非常に働き者で、スケジュールがびっしりだと言うからしごい。いったいぜんたい1年間においくら万円稼いでいるのかNY支店長の頭ではさっぱり計算できんぞ。

とにかく、もともとレイチェル様はリンジーなどの若いセレブ達が映画のプレミアやインタビュー、雑誌の撮影時に着る服をスタイリングしていたお方である。つまり、セレブのイメージを作り上げるのに一役買っているお方というワケだ。

例えば、リンジー・ローハンの場合、新作映画のプロモーションの為に48時間いたNYで、なんとトランク2個分の服が必要になったらしい。リンジーたる者、あっちのテレビ局のインタービューとこっちのテレビ局のインタビューで同じ服を着ているわけにはいかない。そこでレイチェル様のご登場、ということになるのである。

女優やミュージシャンなどのセレブにとって、マスコミに露出する際の服装というのは非常に重要である。その良い例がアカデミー賞授賞式だ。このイベントは世界中のメディアが注目しているため、この日撮られた写真は少なくとも向こう1年間はあちこちで皆の目にさらされることになる。そんな大切なイベントにかつてのバーブラ・ストライサンドビョークのように奇抜な格好で現れようもんなら、それこそ末代まで語り継がれて「ヘンテコな服を着ていた女優」と皆に後ろ指さされることになってしまう。

ま、考えようによっては一度奇抜な格好の写真を撮ってもらったら、今後一生タダで宣伝してもらえるということなのだが、コメディアンかエッジーなミュージシャン路線を狙っているのでない限り、お洒落セレブ路線で責めた方が今後のキャリアの為には良いっつうのがフツーだろう。

えー、従ってですな、女優達は間違ってもワーストドレッサーにだけはならないようにと1日70万円の日当を支払ってトップスタイリストを雇うと言うわけなのであーる。

ちなみに、今年3月に行われたアカデミー賞の授賞式では、主演女優賞候補になったキーラ・ナイトレイがレイチェル・ゾーのお世話になっている。キーラはここんところ重要なセレモニーに出席する際はいつもレイチェル・ゾーにスタイリングしてもらっていたようで、NY支店長お気に入りの源氏パイドレスもレイチェルのチョイス。

しかしもう一つ、奥の手のレイチェル様の使い方があるのである。ちまり、レイチェル様に毎日の服装を決めてもらうのだ!

1ヶ月に1度レイチェル様に家に来ていただき、それこそアクセサリーから靴、カバンに至るまで30日分のコーディネイトを考えていただき、そいつをポラロイド写真に残しておくのである。そうすれば、おしゃれじゃないセレブもあっと言う間に1ヶ月間はおしゃれセレブに変身できちゃうのだ!

もちろん、クローゼット中がダサい服でいっぱいの場合、レイチェル様はちゃーんと「持ち物検査」もしてくれるハズだ。クローゼットの中から「いらないもの」を寄り出して、他に何を買い足すべきかをおせーてくれ、そいつらを買いに一緒にお買い物に付いて来てくれるのだ。なんと至れり尽くせりなことよ!

スタイリスト様のお仕事_a0042290_1501390.jpg

ん?ここまで書いてふと気がついた。
これって、wabiちゃんが去年NYに来た時にNY支店長にやってくれたことじゃないか?

ガビーン!

さすがにコーディネイトの写真撮影まではしなかったが、クローゼットチェックといらないものチェック、買い足すべき物リストを作ってくれたじょ!

しまつた!

今度から日当払えと言われてしまうに違いない。

wabiちん、姉妹のよしみでお安うしてね〜。

by wabi-selection | 2006-05-18 15:53 | NY支店長のおまけ情報


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